
ここでは意外に解りにくい、iPhone のキーボードの操作方法を解説しています。
キーボードが画面内にあるというのはタッチパネルを採用している iPhone の大きな特徴であり、利点と言えますね。
なお、キーボードは iPod touch にもありますが、一部 iPhone にしかない操作もあるのでご注意下さい。
iPad のキーボードについても補足の説明を行っています。
●キーボードについて
iPhone には複数のキーボードやキー入力モードがあります。
これらは、丸い地球のマーク
のキーを押すごとに切り替わります。
押しっぱなしにした場合は一覧が表示され、その中から選択出来ます。
一般的な携帯電話に近い、下の日本語キーボードの入力方法は2種類あります。
「あ」を押して、そのまま何度も押していると「い」→「う」→「え」→「お」と変わっていきます。
これは携帯電話の一般的な操作方法とほぼ同じです。
同じ文字を連続して打ちたい時は、左上の「→」のキーを押して下さい。
カーソルが次の文字に移動します。
左にある曲がった矢印のキーを押すと、「お」→「え」→「う」→「い」と逆順に変わるので、行き過ぎた時はこれを押しましょう。
「あ」を押しっぱなしにしていると、「あ」の四方に「い」「う」「え」「お」の文字が表示されます。
そして入力したい文字の方向に指をスライドさせて離すと、その文字が入力されます。 これは iPhone 独自の入力方法(フリック入力)です。
このフリック入力は、指をホールド(押しっぱなし)にして四方に文字が表示されるのを待つ必要はなく、指をスライドさせてすぐ離しても対応した文字が入力されます。
どの方向にどの文字があるのかを覚えてしまえば、待つ必要や、何度もボタンを押す必要なく、フリックで素早い入力が可能です。
(iPhone の文字入力は、慣れてしまえば携帯最速で打てると思います)
数字を入力したい場合は、「ABC」を押してアルファベットに切り替えた後、さらに「☆123」を押して数字入力に切り替えて下さい。
変換は画面に表示されている変換候補を直接タップするか、「次候補」のボタンで選択し「確定」のボタンで選びます。
(次候補のボタンは、変換する文字がない時は「スペース」になっています)

変換候補が表示内にない時は、右にある「↑」をタップすると変換候補の一覧表が表示されます。
さらにボタンで「よみがな変換」「部首変換」も選択できます。

なお「設定」の「一般」で「キーボード」を選択し、「各国のキーボード」を選んで「日本語 テンキー」を選択、そこで「かな入力」を「フリックのみ」にすると、「あ」を連続で押すと「あああ・・・」と同じ文字が連続で打てるようになります。
フリック入力しかしない人は、こちらの方が入力しやすくなるでしょう。
また、ソフトウェアの更新(iOS5)により iPad でも日本語専用キーボードが使用出来るようになりました。
前述の「設定」>「一般」>「キーボード」>「各国のキーボード」で「新しいキーボードを追加」を選び、「日本語テンキー」を選択して下さい。
これで「かなキーボード」が現れるようになります。

さらにこの状態で、右下のキーボードボタンを押しっぱなしにして、「分割」を選択するとフリック入力のテンキーが現れます。
英語、及びローマ字入力キーボードは一般的なパソコンのキーボードと同様です。

両者は似ていますが、中段が1つ分少ないのが英語キーボードです。
また、英語キーボードは下部のキーに「space」「return」と書いてあり、日本語ローマ字キーボードの場合は「スペース」「改行」 と書かれています。
ただ、下部のキーは状況に応じて変化し、英語キーボードだとスペースキーが3つに分割され、「@」や「.」「.com」などの入力キーになる場合もあります。
日本語キーボードの場合も、ホームページを見る時は「改行」が「開く」などに変わります。
キーボード上で指を押しっぱなしにすると、押しているキーが拡大表示されます。

この状態で指をスライドさせると別のキーを選ぶ事ができ、離すとその文字が入力されます。
(つまり iPhone のキーボードは正確には、押した時に入力されるのではなく、指を離した時に入力されます)
上向きの矢印のキーはアルファベットの大文字と小文字の切り替えです。
(パソコンのキーボードの SHIFT キーに相当します)
ここを押して ON にしておくと大文字が入力されます。
通常は一度入力すると小文字の状態に戻りますが、指で押しっぱなしにしておくとずっと大文字のままで入力し続ける事が出来ます。
(また、設定の「Caps Lockの使用」をオンにすると、入力後に小文字の状態に戻らなくなります)
数字を入力したい場合は、左下の「123」と書かれているキーを押せば数字・記号キーボードに切り替わります。
また、数字・記号キーボードの時は上向きの矢印が記号切り替えキーに代わり、ここを押すと別の記号一覧が表示されます。
文字入力中に入力部をホールド(押しっぱなし)することで、その部分が拡大表示され、カーソルが現れます。

この状態で指をスライドさせるとカーソルを動かす事が出来るので、これで任意の場所に文字を挿入したり、修正・削除することが出来ます。
またカーソルを出して「選択」のボタンを押すと範囲指定が行えます。

範囲は青いピンをスライドさせて広げることが可能です。
指定した範囲をカット(切り取り)やコピー(貼り付け)することが可能で、範囲の単語が内蔵辞書に登録されている場合は辞書引きも可能です。
地球のマーク
のキーを押していけば「絵文字キーボード」も使えます。
最新の iPhone や iPod touch は最初から絵文字キーボードを、どの入力でも使用可能です。
ただし iPad は絵文字キーボードが初期設定に入っていません。
「設定」>「一般」>「キーボード」>「各国のキーボード」の中にある「新しいキーボードを追加」を選び、「絵文字」を選択しておいて下さい。

iPhone の絵文字は一般携帯電話のものとはやや異なっています。
よって iPhone 以外に送信したメールでは、送った先で絵文字が正常に表示されるとは限りませんので注意して下さい。
絵文字はリストをドラッグ、もしくはリストの上にある「・・・」の左右をタップする事で、ページを切り替える事が出来ます。

時計のカテゴリには「最近使用した絵文字」が自動的に登録されていきます。
絵文字を使って他の携帯電話にメールを送った場合、その携帯電話で使える絵文字に変換されて表示されます。
絵文字の対応については「iPhone 絵文字の対応表」ページをご覧下さい。
● 初期アプリの操作の補足説明
○ 電話と連絡先
ホーム画面の「電話」のボタンを押すと、左下に「よく使う項目」というボタンが表示されています。
ここには「連絡先」で登録した電話番号の中から、よくかける相手を登録する事が出来ます。
登録は画面右上の「+」ボタンで行います。
登録後、リストの名前をタップすると、すぐにそこに電話をかけます。
(ですのでミスタップに注意して下さい)
リストの右の「>」ボタンをタップすると詳細画面が表示されます。
左上の「編集」のボタンを押すとリストの削除や並べ替えが出来ます。
編集を押した後、左の「-」ボタンで削除、右の「≡」ボタンのドラッグで並べ替えが可能です。
着信履歴も、名前のタップですぐそこに電話をかけるので注意して下さい。
かかって来た相手を登録したい場合は「>」ボタンを押して詳細画面を出してから「新規連絡先を作成」(もしくは既存の連絡先に追加)を選んで下さい。
連絡先を表示して、登録されている番号をタップしても電話をかけられます。
電話番号を直接入れてかけたい場合は、下のメニューから「キーパッド」を選びましょう。
○ 時計
アラームやストップウォッチ、タイマーなども使えますのでお見逃しなく。
「世界時計」は、右上の「+」で表示したい地域を追加する事が出来ます。
左上の「編集」の動作は連絡先のものと同じで、削除や並べ替えが出来ます。
○ 計算機
縦だと普通の計算機ですが、横向きにすると関数計算も可能になります。
けっこう気付きにくいです。
ちなみに、「m+」はメモリーに加算、「m-」はメモリーから減算、「mr」はメモリー表示、「mc」はメモリークリアです。
知らない方もいると思うので、念のため。
○ カレンダー と リマインダー
カレンダーは単なるカレンダーではなく、スケジュール管理も行えます。
予定などを記入しておき、前日や時間前に iPhone からの通知を表示させることもできます。
一方、リマインダーはもっと手軽に使える「備忘録」です。
「これからやること」を記入しておき、終わったらチェックを入れる。
それだけのシンプルなアプリですが、シンプルゆえに使いやすいです。
○ メッセージ
最新の iPhone では、メッセージは SMS/MMS/iMessage の3つを扱える統合的なアプリになりました。
これらについての詳細は「メールと MMS の使い方」のページをご覧下さい。
○ 通知センター
アプリではないのですが、画面最上部を下にスライドすると表示される新機能で、お知らせの一覧表示です。
ここで表示されるお知らせの対象にするアプリや項目は「設定」の「通知」で選択することが可能です。
○ iCloud
アプリではないのですが、自動的にパソコンや持っている iPhone や iPad などでデータを共有してくれる新機能です。
これについての詳細は「iCloud って、つまり何?」記事をご覧下さい。
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